実は過小評価されてる芸人、「春日」

 お笑いブログや掲示板などで、過小評価されていると思っていたしずるが、少しずつ再評価されつつあると感じている。ここで、不当に過小評価されてるなあと思う芸人について書いてみる。ついでにしずるについて触れた過去記事にもリンクしておこう。↓の■三つ。それぞれ別の記事です。
  


 で、ここで紹介したい過小評価されている芸人というのが、オードリー春日だ。オードリーの春日は「若林がいなきゃなにもできない」ということをさまざまな番組で「言われちゃいけない本当のこと」という感じでいわれているし、お笑いブログなどで評価されているのを見たことがないけれど、実はそこそこできる芸人だ。有吉やバナナマン設楽までもが「こいつは若林がいないと何の面白みがない」というようなことを言っていたほどだから、「出来ない奴」というイメージの付きっぷりとその信憑性はかなり高い。しかし、本当は出来る芸人だ。
 トークでサッと振られたときもきちんとしたボケを返せているし、キャラ頼りになりすぎてもいない。自分から入っていくタイミングの見極めも出来ているし、リアクションも及第点。実際、オードリーの春日がフリートークで「すべってどうしようもなくなっている」ところはほとんど見たことがないのではないか。また、細かいところだが、声も通る。「ケチ」という性格もいじりやエピソードに便利だ。
 だというのに「あいつは出来ない奴」というのが浸透している。みなさんが次に春日を見たときに、少し「トークはどうだろう?」という目線で見てもらえば、きっと再評価してもらえると思う。
 おそらく「春日」というキャラの世間での流行りように反抗したい人、または自分は分かってるぜと思っている人の思考が「ネタ考えているのが若林」というところから「若林を面白いといったほうがそれっぽい」となり、それが歪んで「春日はおもしろくない」となったのだろう。
 ただ、若林が春日よりも出来る芸人なのは事実だ。