NON STYLE石田が自ら語った、「M-1を取った決定打」

 インターネットにあった「スクール革命」の動画で、NON STYLE石田が自分の漫才について語っていた。M-1優勝の決定打はこれだ、というのを語っていた。おもしろかったのでそれを紹介。
 それは、「M-1の自慢をするかどうか、ドッキリで検証」という企画で、後輩と飲みに行った石田を隠しカメラで捉え、自慢の回数を数えるというものの中での一コマ。後輩が「あの(太ももを)叩くやつあるじゃないですか、どう開発したんですか」と聞いたときの石田の答え。

あれがやっぱり決定打になったと思うねんな。
一つのフリで、ちゃうところで二個ボケたい。
で、あれでボケた後に自分のボケを反省するいうことになる。
(ノートを取り出す)
ノートを買って、同じネタばっかり、この、
ホラーと応急処置っていうのをずーっと書いてて
(ノートを指す)
で、この赤線はボケ、ボケの数を数えてんねん。
ボケの数が五十一個。ここまで詰まっとんねん。

 フリの数を減らす、ボケを増やす、などのことについて、かなり自覚的かつ論理的にやっていたということがわかる。
 ボケの数に赤線を引く、ということまでしていたというのは非常に興味深い。